組合概要

代表理事ごあいさつ

　平素は八尾市の一般廃棄物適正処理にご理解とご協力を賜り誠に感謝申し上げます。さて、私ども「八尾市一般廃棄物事業協同組合」は令和3年2月に認可を受けました、まだ、生まれたばかりの協同組合で、八尾市の一般廃棄物収集運搬許可業者23社で構成されております。
八尾市が許可制度をスタート致しました平成年月より、10年近く経過した現時点でなぜ、組合を設立することになったのか、それは、令和2年初春からコロナの感染者が世界的に拡大し、日本国内に於いても拡大とその影響は、生命に関わる事態だけでなく、経済に於いても甚大な影響をもたらすこととなりました。
本来、我々が扱っている一般廃棄物は、産業廃棄物と違い、廃棄物処理法のなかで、地方自治体が収集運搬から中間処理・最終処分に及ぶまで責任を負うことになっておりますが、それかできない場合に限って第三者に委ねることができるとなっております。いわば行政自ら行う公共事業の代行業務であり、競争原理に照らし合わせて行う業務では無いと最高裁でも述べられております。
そのような業務であるにも拘わらず、過当競争を煽る粗悪な管理会社や一部の排出者による過当な値下げ要望に、日々悩まされている状態です。そんな状況下でのコロナ禍で、各排出者様の経済的な打撃は計り知れませんが、風下の業界である我々も、その影響は甚大です。只でさえ適正料金とは程遠い価格での取引の上、消毒液やマスク、その他の感染防止の為の取り組み等、本来の条例価格には含まれていない物の負担が、経営を圧迫しています。
そんな状態で、各許可業者がバラバラで取り組んでいては、殆どの業者が経営難により潰れてしまいかねません、そこで我々は組合を設立し、共同購入を行うことで経営コストを下げ、一方、各業者で従事する従事者や若手後継者への育成及び現経営者への教育研修なども、一つ一つ実施し、許可業者の経営支援と質の向上を図る為、ここに設立する運びとなりました。
つきましては、関係行政の方や排出者の皆様には、これからも、ご理解とご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げますとともに、我々組合員も信頼される業界であるため、尚一層の精進を重ねて参りますので併せて、宜しくお願い申し上げます。